Tajimi 幸兵衛窯 多治見市 体験, 多治見市, 観光スポット 開窯1804年 美濃陶磁の里で味わう陶文化 1804年から江戸城の御用窯として食器を納めていた幸兵衛窯。人間国宝の故・加藤卓男の窯元であり、七代目幸兵衛の作品をはじめ、歴代の作品や古陶磁、穴窯などを見学できます。 六代 加藤卓男は、長年の研究の末、ペルシア陶器や正倉院三彩の技法を復元し、ラスター彩、青釉、三彩、ペルシア色絵など伝統と独創の融合した作品を制作しました。これらの功績により国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。 それらの陶技は、七代 加藤幸兵衛へと引き継がれ、さらなる独自の作風を展開しています。八代 加藤亮太郎は、美濃桃山陶の伝統に正面から挑んでいます。 古陶磁資料館では、加藤卓男の40年にわたるペルシア陶器研究の資料、および中国、朝鮮、美濃桃山古陶を展示公開。収蔵品は、古陶器、古代ガラス、青銅器など多岐にわたります。 建物は、約250年前の古民家を福井県大野市より移築した3階建て構造。古陶磁資料館の座敷からのぞむ桃山様式の半地上式穴窯は、現在でも年に数回焼成しています。 本館ギャラリーや工芸館に加え、作陶体験、工房見学なども楽しめます。休憩用のサロンや食器販売所なども完備し、やきものへの興味を深めながらゆっくりとした時間を過ごせます。 住所:多治見市市之倉町4-124 TEL:0572-22-3821営業時間:平日、第1・3土曜 9:00~17:00、第2・4土曜、日祝 10:00~17:00定休日:年末年始、お盆、展示入替期間中 3 Higashimino 2023年1月31日