日常の器からタイル、子ども用食器まで幅広く
多治見の陶磁器商社が集まった美濃焼卸センター。家庭で使う食器から業務用食器、タイル建材など多彩な商品を取り扱う会社が揃っています。毎年10月に開催される「秋のたじみ陶器まつり」では蔵出しセールが行われ、多くの人でにぎわいます。普段から一般開放している店舗もあるので美濃焼ショッピングを楽しんでみては。
和から洋まで幅広いラインナップが魅力の「織部本店」は、売り場面積が1200坪という東海地区最大級の美濃焼ショップです。店内には食卓周りの商品が常時8000点ほど並んでいます。2021年にリニューアルオープンした「Terrace cafe 織部」は、織部本店の一角にあるカフェで、パスタやハンバーグなどのランチセットやデザートが、店内で販売している器で楽しめます。カフェのテラスからは山々の眺めを一望。敷地内には陶芸工房やドックランも併設しており、1日遊べる複合施設です。
タイルメーカーの日東製陶所に隣接する「SWANTILE CAFE」の店内には、約14万個のタイルが使われており、タイルの世界観に浸りながらランチやお茶を楽しめます。SWAN工房では日東製陶所のタイルを使ったワークショップを開催しています。
卸センターのアンテナショップ「美濃焼スクエア」では、各社の商品が一度に見られるため、好みの商社を見つけるのに便利。大正から現代にかけて生産された、キャラクターを中心とする子ども茶碗を展示する「こども陶器博物館」では、ショッピングはもちろん、絵本コーナーや絵付工房もあり、親子で楽しめる施設です。
住所：多治見市旭ヶ丘10-6-33（多治見美濃焼卸センター協同組合）
TEL：0572-27-7111(組合事務所）
営業時間：各店舗に準ずる
定休日：各店舗に準ずる
