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モザイクタイルが生み出すアート

日本最大のモザイクタイルの生産地・笠原町に誕生したタイルのミュージアム。この地で培われたタイルの技術や情報を発信し、タイル作品を作れる体験スペースもあります。

モザイクタイルミュージアム 多治見
モザイクタイルミュージアム 多治見

モザイクタイルとは50c㎡以下の小ぶりなタイルのことで、多様な色や形を生かし、お風呂やキッチンなど住宅に多く使われ、生活を豊かに彩ってきました。2016年、モザイクタイルの魅力を発信するために多治見市笠原町に建設されました。

まず目を奪われるのは、ミュージアムの外観。世界が注目する建築家・藤森照信氏が設計・デザインを担当しており、タイルの原料となる粘土の採土場がモチーフとなっています。

モザイクタイルミュージアム 多治見
モザイクタイルミュージアム 多治見

ミュージアム最上階の4階には、モザイクタイルの銭湯絵や洗面台など、どこか懐かしくて美しいコレクションが並んでいます。さまざまなタイルがワイヤーに貼り付けられている「タイル・カーテン」も必見です。3階の展示室では、タイル製造に使われる道具や昭和に活躍していたタイルシートなどが展示され、モザイクタイルの製造やタイル産業の歴史を学べます。

モザイクタイルミュージアム 多治見
モザイクタイルミュージアム 多治見

1階の体験工房では、フォトフレームや小物入れなどモザイクタイルを使ったオリジナルの作品づくりが楽しめます。大人から子どもまで、時間を忘れて夢中になれるワークショップです。モザイクタイルを身近に感じ、魅力と可能性を再発見できる施設です。

住所:岐阜県多治見市笠原町2082-5 

TEL0572-43-5101

営業時間:9001700(入館は閉館の30分前まで)

定休日:月曜(休日の場合は翌平日)、年末年始

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