地域で育まれたさかづきの歴史と技術に触れる
多治見市と瀬戸市の境に位置する市之倉地区は、1000年以上も昔からやきものを作り続けてきた窯元の集落で、盃（さかづき）の産地として知られています。市之倉町にあるさかづき美術館では、幕末から昭和初期にかけて市之倉で生産された、薄く繊細な盃を約1500点展示しています。また、東美濃ゆかりの人間国宝や巨匠8人の作品も展示されています。
ミュージアムショップには、陶器・木工・金工など約100人の作家作品が並んでおり、多治見観光のおみやげや美濃焼のショッピングも楽しめます。
美術館の敷地内には、薪で焼き上げるハイブリッドピザのレストラン「石窯ピッツァmoon」や、作陶体験ができる「幸兵衛窯作陶館」、東濃鉄道旧笠原線の駅まで耐火レンガを運搬するために活躍していた機関車C-2形 貨車移動機「C次郎」など、ゆっくりと陶の里を満喫できます。
陶芸にまつわるさまざまな文化講座やイベント市之倉の窯元めぐりを楽しむための案内も行っています。金継ぎや絵付教室など、陶芸にまつわるさまざまな文化講座やイベントが行われています。また、市之倉の町を楽しむための窯元紹介もしてくれるので、窓口で気軽に聞いてみてください。
住所：岐阜県多治見市市之倉町6-30-1
TEL：0572-24-5911
開館時間：10：00～17：00
休館日：火曜（祝日の場合は翌日）
