美濃焼の魅力を五感で楽しむ複合施設「THE GROUND MINO」

多治見市 クラフト&アート

#美濃焼

THE GROUND MINO

スポット情報

  • スポット名:THE GROUND MINO
  • 住所:岐阜県多治見市本町6丁目2
  • 電話番号:0572-26-8651
  • 営業時間:10:00〜18:00
  • 定休日:水曜日、第一木曜日
  • URL:https://theground.jp/

岐阜県多治見市に位置する「THE GROUND MINO」は、”うつわの可能性をひろげ、五感で味わう食文化を創造する場“としてオープンしました。

THE GROUND MINO

昭和初期まで陶器問屋街だった本町オリベストリートに佇むこちらの複合施設。ショップ、ギャラリー、体験工房、飲食店など見どころ満載で、県外や海外からも多くの観光客が訪れています。 

驚きの品揃え「at Kiln MINO Shop & Gallery」

施設内の「at Kiln MINO shop & gallery」では、常時80名以上の美濃焼作家、美濃にゆかりのある陶芸家の作品が展示、販売されています。全国的にみてもこれはかなり大規模。東京・恵比寿にも店舗を構えています。

こちらでは「春の食事を彩る器」や「スープを飲みたくなる器」など、食をテーマにした企画展が開催されています。うつわってどうやって選んだらいいんだろう?と悩んでしまう方は、展示を眺めていたら新しい発見があるかも。同じテーマでもそれぞれの作家さんによって個性があり、見ているだけでも楽しい空間です。色や形が様々なうつわがたくさん並んでいるので、あなたのお気に入りがきっと見つかるはず。大切な人へのプレゼントを探すのにもぴったりなお店です。

土の魅力を体感する「at Kiln MINO 蔵 -KURA Art Space-」

元々あった蔵をリノベーションして造られたアートスペース「at Kiln MINO 蔵 -KURA Art Space-」。「THE GROUND MINO」のコンセプト、”「土の都」の土壌をつくる”を大胆に表現したアート作品が展示されています。

THE GROUND MINO

こちらを手掛けたのは美濃の土の可能性をデザインを通して発信しているブランド「MINO SOIL」。美濃焼に使用している土そのものの魅力を感じられるスペースになっていますよ。

美濃焼と楽しむ食のひととき
うつわと深く関わりがある食。「THE GROUND MINO」では美濃焼のうつわとともにお食事やスイーツを楽しめる飲食店が3店舗併設されています。

THE GROUND MINO

  ◆French Restaurant TONARI
岐阜県で獲れる新鮮なジビエを取り入れた季節感あふれるフレンチが提供されています。“土と自然の調和”を意識しており、うつわに盛り付けられた料理はひとつのアートのよう。

THE GROUND MINO

◆POSTO
素材にこだわり、季節を意識したパスタを中心とするメニューがいただけます。木のぬくもりが感じられる店内はとても居心地が良く、ゆっくりとお食事を楽しむことができますよ。 

◆棲菓 - sumika –
グルテンフリーにこだわり、米粉を使用したスコーンと焼き菓子を販売しています。ご自宅でのティータイムやちょっとした手土産にもおすすめ。美味しいコーヒーと共にイートインも可能です。

これらの飲食店で使用されているうつわは、Shop & Galleryで同じものをお買い求めいただけます。見て、手にとるだけではピンときていなかったうつわも料理が盛り付けられているとまた印象が変わるものです。

各店の営業日や営業時間は「THE GROUND MINO」とは異なるので注意。事前にHPやinstagramでチェックしてくださいね。 

自分でうつわを生み出す喜びを 「at Kiln MINO ―Ceramics Studio―」

陶芸工房「at Kiln MINO Ceramics Studio」では、新開発されたミノメイクレイという土を使った陶芸体験ができます。

色が異なる土の中からお好きな2色を選び、電動ろくろを使用してマーブル模様が美しいうつわを作ります。土同士が複雑に混ざり合うため、ひとつとして同じものは出来ません。加えて、焼き上げる前と後では色が変化します。どんなうつわが出来上がるのか、想像しながら待つ期間もまた一興。出来上がった器は陶器の風合いでありながら磁器なので、食器洗浄機や電子レンジの使用OK。自分で作った器を普段使いしやすいのは嬉しい!

こちらの体験は週末に開催されており、2日前までの事前予約制。平日の体験をご希望の場合は別途お問い合わせが必要です。

予約不要の30分コースも用意されているので、ふらっと立ち寄ったときにも一度工房を覗いてみてくださいね。

リアルな作陶風景が目の前に 「at Kiln MINO Atelier_01」

THE GROUND MINOには、美濃で活躍する陶作家を応援するプロジェクトとしてオープンアトリエ、「at Kiln MINO Atelier_01」が併設。本町オリベストリートに面したこの貸アトリエでは、陶芸家・東金聖(とうがねひじり)さんが制作活動を行っています。

THE GROUND MINO

ガラスウィンドウ越しに実際の作陶風景を見学できる点もこの施設の大きな魅力のひとつです。東金さんにしか生み出すことができない、曲線的なラインが美しく、華やかで西洋的な器は見る人に強烈なインパクトを与えます。東金さんの活動スケジュールにより不在の場合もあるため、その点はあらかじめご了承くださいね。

焼き物が産業として発達した日本最古の場所、美濃。そこに施設を構える「THE GROUND MINO」では美濃焼の魅力を様々な観点から知ることができます。見て、触って、食べて、伝統と革新を感じながらうつわと食文化の奥深さを楽しんでみてくださいね。

THE GROUND MINO

所在地:岐阜県多治見市本町6丁目2
電話番号:0572-26-8651
営業時間:10:00〜18:00
定休日:水曜日、第一木曜日

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