国内外から観光客が訪れる、風情ある街並みと石畳。坂の宿場町「馬籠宿」

中津川市 歴史文化

江戸から数えて43番目の宿場町、馬籠宿。ここは石畳の坂道が特徴的で、道の両側には風情ある町家が立ち並び、郷土の味を楽しめる飲食店や土産物店が軒を連ねています。東美濃名物の五平餅をはじめ、栗きんとん味のソフトクリーム、おやきなど、食べ歩きをしながら宿場町の雰囲気を堪能できます。

和菓子屋やカフェが点在し、栗きんとんや羊羹など、地元の素材を活かした和菓子や、コーヒーを味わいながら、宿場の景観を眺める贅沢な時間を過ごすことができます。

町の中心を流れる水路には水車小屋が佇み、宿場の美しい景観を彩ります。 ​

また、宿場に敵が侵入しにくいよう工夫された「桝形」など、江戸時代の面影が随所に残っており、歴史を感じながら散策するのも魅力のひとつです。

近年、馬籠宿の美しい街並みは外国人観光客にも人気が高まり、多くの訪問者が石畳の坂道を歩きながら、日本の歴史と文化を体感しています。海外からの旅行者には、五平餅や和菓子の魅力が特に好評で、伝統的な味わいを楽しむ姿が見られます。

宿場の中腹には「馬籠観光案内所」があり、馬籠宿の見どころや木曽路の観光情報を得ることができます。さらに、宿場を抜けた先にある「馬籠見晴台」からは、雄大な恵那山を正面に望むことができ、四季折々に異なる表情を見せる絶景スポットとして人気です。

この地は、日本近代文学の巨匠・島崎藤村の生誕地でもあります。宿場町の中央には、藤村の生家跡に建つ「藤村記念館」があり、代表作『夜明け前』をはじめとする作品の原稿や貴重な資料が展示されています。藤村が作品に登場させた「万福寺」のモデルとなった「永昌寺」や、彼の親族が営んでいた「大黒屋」など、藤村文学にゆかりのあるスポットも点在し、文豪の足跡をたどることができます。

また、馬籠宿では年間を通じてさまざまなイベントが開催されます。11月の「馬籠宿場まつり」では、夜の馬籠宿の街道沿いに行灯を並べ明かりを灯す「あかり街道」が行われます。冬には「木曽路氷雪の灯祭り」が開催され、宿場町が幻想的な光に包まれます。

歴史と文化が息づく馬籠宿。江戸時代の風情を残しながらも、郷土の味や四季の景色、文学の魅力に触れられる宿場町を、ぜひ歩いてみてはいかがでしょうか。

住所:岐阜県中津川市馬籠

TEL:0573-69-2336(問い合わせ先  馬籠宿観光案内所)

営業時間:8:30〜17:00 ※冬季は9:00〜17:00

定休日:年末年始

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