多治見新町エリア。歴史と文化が息づく街歩き「​新町ビル・銀座商店街・多治見国長邸跡・梅園菓子舗」

多治見市 クラフト&アート 歴史文化

​JR多治見駅から徒歩約15分の場所に位置する新町エリアは、歴史と文化が交差する魅力的なスポットが点在しています。​この地域には、新町ビル、多治見銀座商店街、多治見国長邸跡、そして老舗和菓子店の梅園菓子舗など、多彩な見どころがあります。

新町ビル:歴史的建造物の再生と文化の発信地

新町ビルは、築50年の4階建ての建物を2019年にリノベーションし、新たな文化拠点として生まれ変わりました。​

2階には、東美濃で作られている器を中心としたやきもののセレクトショップ「山の花」が入っています。作家の作品を中心に、メーカーの工業製品やオブジェまで幅広く取り扱っています。

4階は「地想」各地から集めた洋服や陶磁器作品の常設販売と企画展が開催されています。

多治見銀座商店街:レトロな雰囲気と歴史の息吹

新町ビルの近くには、昭和の趣を残すアーケードが特徴的な多治見銀座商店街があります。​この商店街には、多治見市の歴史的人物である多治見国長を称える「多治見国長公遺址」が設けられています。

多治見国長は、美濃国の守護・土岐頼貞の同族で、多治見郷に在住したことにより多治見氏と称していました。後醍醐天皇の鎌倉幕府討伐計画に参加するも、一族の妻の密告によって計画が発覚します。国長公の京都の宿所は六波羅探題の軍勢三千余騎に包囲されますが、わずか20人で勇敢に戦った末に非業な最期をとげました。かつて国長公の屋敷が、多治見国長公遺址から西南に縦横100mほどあったといわれています。

商店街の多彩な店舗:昭和の風情と現代の融合

商店街内には、新鮮な魚や野菜を販売する「安藤商店」や、昭和の雰囲気が漂う喫茶店「モリタ」など、個性豊かな店舗が軒を連ねています。​

また、陶芸の貸し工房やシェアハウスなどもあり、地域の芸術文化の拠点としての役割も果たしています。​これらの施設は、地元の人々だけでなく、多治見を訪れる観光客にも親しまれています。

商店街を抜けた先に位置するのが、大正5年(1916年)創業の老舗和菓子店「梅園菓子舗」です。​

この店の名物は、手焼きの生地に栗入りの粒あんとバターをサンドしたどら焼きで、その風味豊かな味わいが人気を博しています。​また、東美濃名物、栗きんとんも評判です。

新町エリアは、歴史的な遺跡や建造物、そして現代の文化や芸術が融合した魅力的な地域です。​新町ビルや銀座商店街、梅園菓子舗などを巡りながら、多治見の歴史と文化を肌で感じる散策を楽しむことができます。

住所(新町ビル):岐阜県多治見市新町1丁目2–8

営業時間:12:00~18:00

定休日:不定休

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