四季の絶景を巡る!恵那峡で楽しむクルーズと散策

恵那市 自然 歴史文化

岐阜県恵那市に広がる「恵那峡」は、木曽川の流れを大井ダムによってせき止めて誕生した美しい人造湖です。

両岸には奇岩や怪石がそびえ立ち、四季折々の風景が訪れる人々を魅了します。その景観の美しさは地理学者・志賀重昴によって「恵那峡」と命名されたほど。クルーズ船や遊歩道など、多彩な楽しみ方ができる岐阜県屈指の景勝地です。

大井ダムの歴史恵那峡の誕生

かつてこの地の木曽川は急流が続き、巨大な岩が点在する険しい渓谷でした。1920年代、実業家の福沢桃介は、この豊富な水量と地形を活かして水力発電を行うため、大井ダムの建設を決意。しかし、度重なる洪水や資金難に苦しみました。彼の伴侶であり、日本初の女優として知られる川上貞奴の支援もあり、1924年にダムは完成しました。このダムによって生まれた恵那峡は、その壮大な景観とともに、歴史的価値も持つ場所となりました。

遊覧船で巡る絶景

恵那峡の魅力を存分に味わうなら、「恵那峡遊覧船」がおすすめです。

遊覧船に乗ると、湖の両岸に広がる奇岩や美しい風景を楽しめます。春は桜が咲き誇り、夏は新緑が生い茂り、秋には紅葉が湖面に映え、冬には水鳥が訪れるなど、訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。

また、冬の寒い時期には湖面が氷結し、遊覧船が氷を砕きながら進む様子も見どころの一つ。12月から2月にかけてはマガモやホシハジロなどの水鳥が飛来し、バードウォッチングを楽しむこともできます。

往復約20km、約30分間のクルーズ体験を通じて、四季折々の景観を堪能できます。

整備された遊歩道と新たな観光スポット

2020年には、恵那峡に面した広場や遊歩道などがリニューアルされ、さらに楽しみやすいスポットへと進化しました。

「恵那峡ビジターセンター」では、大井ダムの建設に関する歴史や恵那峡の自然について学ぶことができます。センター前のウッドデッキ広場にはモニュメントが設置され、フォトスポットとしても人気です。

また、「さざなみ広場」には遊歩道が整備され、桜や藤、ツツジなどの季節の植物を眺めながら散策が楽しめます。

さらに、ダム建設に貢献した福沢桃介と川上貞奴の記念碑が建つ「桃介広場」や、湖に浮かぶ「弁天島」には光るお賽銭箱が設置され、ユニークなパワースポットとして訪れる人々を惹きつけています。

恵那峡は、歴史と自然が織りなす絶景スポット。遊覧船で巡るダイナミックな景観や、整備された遊歩道での散策、さらには近隣エリアで温泉やアウトドアまで楽しめる多彩な魅力があります。四季折々の風景を堪能しながら、恵那峡で特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

住所:岐阜県恵那市大井町恵那峡

TEL:0573-25-4058(問い合わせ先  恵那市観光協会)

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