Culture
文化・歴史について
美濃焼
東美濃は、陶磁器生産量で日本一を誇る美濃焼の産地です。普段何気なく使っている食器やレストランなどで出される食器など、日常の中で誰しもが触れていると言っても過言ではないでしょう。
一方で美濃焼には伝統的工芸品としての側面もあり、志野・織部・黄瀬戸など15品目が指定されているほか、多くの人間国宝を輩出してきました。決して派手で目を引くものばかりではありませんが、それぞれの技法の違いや誕生した背景・歴史に目を向けると、また違った美濃焼の面白さに気が付くのではないでしょうか。
東美濃には、そんな美濃焼の文化を学べる施設や陶芸の体験ができる施設が沢山あります。
山城
東美濃には、数多くの山城が築かれました。東美濃の主な山城跡としては、日本三大山城、日本100名城に数えられる岩村城跡や続日本100名城の美濃金山城跡と苗木城跡がありますが、そのほかの東美濃の山城でも、織田信長と武田信玄が戦った際の前線となったり、関ケ原の戦いに関連する戦いが起きるなど、日本の戦国史に残る場面の舞台地の1つでもありました。 それぞれの山城に残された遺構や地理から当時の武将の考えに思いを馳せるのも良いですし、資料館で学びを深めるのも良いでしょう。重要伝統的建造物群保存地区に選定されている岩村城跡の城下町で散策や飲食を楽しむのもおすすめです。
中山道
中山道は、江戸時代に整備された五街道の1つで、江戸日本橋と京都三条大橋を内陸経由で結ぶ重要な街道でした。道中に置かれた宿場全69宿のうち、東美濃には8宿(馬籠宿、落合宿、中津川宿、大井宿、大湫宿、細久手宿、御嶽宿、伏見宿)が置かれ、現在でも往時の雰囲気を伝える町並みや建物が残っています。
特筆すべきは、道が往時の姿を留めていることで、道路拡幅等により現存しているものが珍しいほぼ完全な形の一里塚が6つ連続して残る区間や江戸時代当時の石畳が残る区間など、当時の雰囲気を失うことなく保っています。また、道中見かける馬頭観音やお地蔵さまの多さは、この道が主要な道路として多くの交通があったことを示しています。
Culture
東美濃の文化・歴史
東美濃は、古くから栄える歴史と豊かな文化が息づく地域です。
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