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美濃桃山陶の聖地

陶芸家であり、志野・瀬戸黒で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された故・荒川豊蔵が、自身の作品やコレクションを公開し、見識を深めていただきたいという思いから創設された資料館です。敷地内の散策も楽しめます。

荒川豊蔵資料館 可児市
荒川豊蔵資料館 可児市

1930年に荒川豊蔵は、現在の可児市大萱(おおがや)牟田洞(むたぼら)の地で志野筍絵の古い陶片を発見し、美濃桃山陶が瀬戸ではなく美濃で焼かれていたことがわかりました。豊蔵は、発見の地である久々利大萱に陶房を構え、志野などの再現に尽力。1955年に志野と瀬戸黒の制作技術で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されました。

荒川豊蔵資料館 可児市
荒川豊蔵資料館 可児市

資料館は、蔵をイメージした白壁造りで、格子は萱をデザインしています。主な所蔵品には、豊蔵の代名詞ともいえる志野作品「志野筍絵茶碗 銘 随縁」、志野と並ぶ豊蔵の代名詞のひとつである瀬戸黒作品「瀬戸黒金彩木葉文茶碗」、食器製作を主体に多治見市に開窯した連房式登窯「水月窯」で制作した茶碗「紅白梅図茶碗」などがあります。自作・自筆作品と古陶磁器、工芸、古書画、出土陶片などの荒川豊蔵コレクションを企画に合わせて展示されています。

荒川豊蔵資料館 可児市
荒川豊蔵資料館 可児市

資料館の敷地内は、桃山期の古窯跡を有する史跡として文化財に指定されています。陶房や志野釉の原料である長石を砕くための水車小屋跡、居宅や陶房などが公開されており、豊蔵の暮らしや仕事、哲学に触れることができます。

住所:岐阜県可児市久々利柿下入会352

TEL0574-64-1461 

営業時間:9:3016:00 (最終入館時刻は15:30)

定休日:月曜(祝日の場合は開館)、祝日の翌日、年末年始

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