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かぐや姫の世界を彷彿とさせる竹林遊歩道

木曽川渡し場遊歩道は、江戸時代に中山道が初めて木曽川を渡る場所として栄えた渡し場のあった場所です。役目を終えた左岸は次第に荒廃し、荒れ放題の竹やぶとなりましたが、2007年より地元団体によって整備されており、現在は遊歩道となりました。

木曽川渡し場遊歩道 可児市
木曽川渡し場遊歩道 可児市

かぐや姫の世界を彷彿とさせる竹林遊歩道は、日特スパークテックWKS(ワークス)パークの駐車場から今渡の渡し場のあった方面に向かって歩くとすぐの場所にあります。遊歩道の入り口にある夫婦木は、左がアベマキ、右がシラカシの木で二本が寄り添って生えています。

木曽川渡し場遊歩道 可児市
木曽川渡し場遊歩道 可児市

続いて見えるのが「夜泣き岩」。平安時代、壇ノ浦の戦いで敗れた平家の妻がこの渕で身を投げたと伝えられています。月夜にこの岩で白装束の女の泣き声が川面に流れたと伝えられています。

渇水時には、約2,000万年前の森林が埋没して化石となり、地殻変動によって再び地上に現れた「化石林」を見ることができます。付近に約400本が発見されています。

木曽川渡し場遊歩道 可児市
木曽川渡し場遊歩道 可児市

青色の太田橋のふもとにあるのは、中山道の三大難所の一つとされていた「今渡の渡し場跡」です。江戸時代には、木曽川が出水するたびに「船止め」となったので、今渡地区の旅人たちの宿場や茶屋が立ち並び、湊町として栄えていたそうです。当時の面影が残る石畳を歩くことができます。

住所:岐阜県可児市土田2691-1(駐車場:日特スパークテックWKS(ワークス)パーク)

TEL0574-62-1111(問い合わせ先 可児市観光課)

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