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織田信長の叔母が統治した岩村城と
400年以上の歴史ある城下町

江戸諸藩の府城の中でも最も高い、標高717mに城郭を構えた岩村城。大和(奈良県)の高取城、備中(岡山県)の松山城と並ぶ日本三大山城の一つに数えられており、日本百名城にも選ばれました。別名「霧ケ城」ともよばれています。現在も城跡には約1.7kmに及ぶ石垣が残されており、岩村城の広大な規模を彷彿とさせます。

岩村城跡 恵那市
岩村城跡 恵那市

1185年(文治元年)、源頼朝の家臣・加藤景廉(かとうかげかど)がこの地の地頭となり、景廉の長男・景朝が岩村城を築き、遠山氏を称しました。そこから、鎌倉・室町時代を経て、戦国時代には織田信長の叔母が城主として統治。そこから江戸期にわたるまで城と城主が受け継がれていきました。明治時代に廃城令によって廃城するまで存続していた歴史の深い城です。

岩村城跡 恵那市
岩村城跡 恵那市

城内 15 カ所に設置された看板から QR コードをスマホやタブレットで読み取ると、それぞれの場所の音声ナレーションによる解説と、「岩村城絵図」を元に忠実に再現した「岩村城再現CG 映像」を見ることができます。

岩村城下町 恵那市
岩村城下町 恵那市

江戸時代には、東濃地方の政治・経済・文化の中心として栄えた城下町。現在でも、歴史と文化が色濃く残っています。全長約1.3kmの古い街並みには、枡形や街の中を流れる疎水、商家や旧家、なまこ壁など当時の面影が残されています。1998年には、県下で3番目、全国で48番目に国の「重要伝統的建造物群保存地区」として選定されました。岩村名物のカステラや五平餅、かんから餅、創業200余年の酒蔵などが点在しているので、食べ歩きも楽しめます。

住所:岐阜県恵那市岩村町

TEL0573-43-3231(問い合わせ先  恵那市観光協会 岩村支部)

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